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サファイヤを困らせる人々

主人公サファイヤを困らせるキャラ達

 

ジュラルミン大公

シルバーランド国、国王(サファイヤの父)のいとこ 常にサファイヤが女ではと疑いを抱き、それを暴こうと画策します。息子プラスチックにシルバーランドの王位を継がせ、国を思い通りにしたいという野望をいだきサファイヤを狙います。どのストーリー設定でも最後は死んでしまいます。(注:版によって死なないものもあります)

 

◆原作・少女クラブ版

外見:でっぷりしていて、頭の真ん中ははげており、ひげがある、といういかにも悪人顔でした。少女クラブ版では「スイス製のクマのおもちゃ」と紹介されています。

キャラ:サファイヤが女だというのを暴くため、ひたすら悪事を画策、ですが最後は腹心ナイロン卿の裏切りにあって毒を盛られて殺されてしまいます。

 

◆原作・なかよし版

外見:少女クラブ版ほぼ同じ キャラも少女クラブ版とほぼ同じでしたが、最後は自分の罪を恥じ、息子プラスチックには穏便にとの遺言を残し自殺してしまいます。 備考:同じなかよし版でも版の古い出版物(1977年『手塚治虫作品集』収録分)では、最後にヘル夫人の魔法の薬によってムクイヌにされています。

 

◆少女フレンド版

外見,性格:なかよし版とほぼ同じ

アニメ・パイロット版

外見:やや線が少なく、あっさり顔なので悪党顔にはいまいちかも。衣装はアニメと同じでした。 キャラ:原作に忠実

アニメ版

声優:雨森雅司(バカボンパパのお声で有名!  海外向け劇場版: 加藤正之さん) 外見:パイロット版より原作にずっと忠実な顔。 キャラも殆ど同じで、最後はナイロンの裏切りに合い殺されてしまいました。

 

◆備考

現国王のいとこ、ジュラルミン大公の息子(プラスチック)がサファイヤの次の王位継承者とすると、シルバーランド王家は一族ががとても少ないのでしょうか。 あるいは一族の子供が皆女の子ばかりだったのかもしれないですね。

 

 

プラスチック

ジュラルミン大公の息子。サファイヤに次ぐシルバーランド王位継承者。(?) おつむが弱い。悪魔の娘ヘケートについでストーリーによって、外見性格も変わるキャラです。

 

◆原作・少女クラブ版

外見:頭が弱い設定で幼く、10歳くらいにしか見えないのに、実年齢18歳の設定。最初に『オランダの操り人形』と紹介されています。天使チンクの祈りにより、ストーリー途中、立派な青年へと変貌。 キャラ:頭が弱い頃はとても悪事を働く知恵はありませんでした。途中立派に変貌して、サファイヤに忠実な騎士となります。 物語終盤ででてこなくなりましたが、おそらくシルバーランドに残ったのだと思われます。

 

◆原作・なかよし版

外見:少女クラブ版と同じ。ですが、年齢設定は15歳。

キャラ:少女クラブ版と同じであるが、サファイヤから抜き取った男の心をふざけて飲んでしまい、立派な青年へと変貌。 悪人ではありませんが、すぐ嘘に引っかかる人の良さ。最後はどうなったか不明。

 

◆アニメ・パイロット版

外見:おしゃぶりをくわえた赤ん坊にしか見えません。そのくせに、ちゃんと歩いていたりします。 原作と全く違う容姿で、思わず「???」。原作の18歳の設定はどうなってしまったのでしょう。

 

◆アニメ版

声優:北川智恵さん 外見:パイロット版より原作にずっと忠実。保育園に7年位通って卒園したらしい。ただ、原作ほどには物語にはあまり関わりがなく、立派な青年への変貌シーンもありませんでした。 最後は、ナイロン卿にけっとばされたあげく、追放されてしまったようです。

 

 

ナイロン卿

ジュラルミン大公の腹心。大公とともにサファイヤの秘密を暴くため悪事を働きます。 全てのストーリーに於いて最後ジュラルミンを裏切っていることからして、ジュラルミン大公に対して忠誠心は全くなかった模様です。

 

◆原作・少女クラブ版

外見:長く伸びた鼻と顎が目立たないのが特長。ずる賢そうな顔をしています。『日本の天狗の人形』と紹介されています。キャラ:サファイヤに対し悪事を働き、ついにはジュラルミンも裏切ってシルバーランドを治めるようになります。が、王様の生活に疲れ、最後は悪事を悔いて懺悔したうえで自ら国を去っていきました。

 

◆原作・なかよし版

外見:少女クラブ版とほぼ同じ。 キャラ:サファイヤに対しひたすら悪事を働き、最後は他国の王にアフリカあたりに追い払われてしまったらしいのですが、そのまま放っておかれてしまいました。

 

◆少女フレンド版

外見:少しだけ髪が長くてカールしてます。性格,行動等は他の作品と同じ

 

◆アニメ・パイロット版

外見:パイロット版では悪役ほぼ全ての顔がとても簡素。線が足らない感じがしました。 キャラ:原作に忠実

 

◆アニメ版

声優:納屋悟朗さん (海外向け劇場版: 小関一さん)  外見:原作・少女クラブ版に忠実。キャラも殆ど同じ。最後は自分が裏切ったジュラルミン大公の怨霊の陰に怯え、ノイローゼになったあげく、崩れたがれきの下敷きに。

 

◆備考

全てのストーリーを比べるとジュラルミン大公や、ナイロンは原作とアニメで最も変更の少ないキャラではないでしょうか。 あと、サファイヤが『リボンの騎士』では、と疑ったり,『亜麻色の髪の乙女』をみて『どこかであった気が・・・」と思う当たり,なかなかカンはよかったです!

ゴールドランドの住人達→

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『リボンの騎士』の著作権は虫プロ、手塚プロにございます。

2004/8/30 最終更新日

2012/2/7 サイト移転に伴う修正

 

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